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椿三十郎  SANJURO -1962-

作品別索引

●ロケ地訂正 =御殿場 厳島神社=

『夢のあしあと』に掲載された情報に間違いが有りましたので、お詫びして訂正いたします。
『椿三十郎』の社殿のシーンを御殿場の「二の岡神社」と紹介していますが(237P左上写真及びキャプション)、御殿場の「厳島神社」の間違いであることが確認されました。
『椿三十郎』の社殿ロケ地は二の岡神社というのがネット上などで流布されておりますが、御留意下さる様お願いします。
御殿場・厳島神社社殿 御殿場・厳島神社 杉の木
御殿場・厳島神社 社殿 御殿場・厳島神社 杉の木
以下に、1961年11月8日付け日刊スポーツの記事を抜粋します。

タイトル:『火花散らす三船、仲代』

 「・・・・七日は朝から雲一つない快晴に恵まれた。初雪で上半身を雪化粧した富士山が青空の中にくっきりと浮かんで絶好のロケびより。
富士のすそ野で自衛隊が行なっている砲弾演習の砲音が一帯をゆすぶるが、御殿場市の東のはずれにある厳島神社境内だけは黒沢監督のりりしいかけ声に緊張の連続。
うっそうたる杉林の中に黒々と鎮まりかえる社殿―という設定なので“ピーカン”(快晴の意)の陽光はそのまま月光に置きかえ、樹齢四百年といった古い杉の木の幹に十個、計百六十㌔ワットのライトをつけて“擬似夜景”のふんい気を十分にもりあげていた。・・・・・」


又、11月19日付け報知新聞にも厳島神社でロケした旨の記事が出ています。